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安さの裏には〇〇が!…格安SIMのデメリットをまとめました。

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落とし穴

格安SIMサービスのCMをよく目にする事が多くなってきた時代だとおもいます。

筆者が最近よく目にするのは「UQモバイル」「LINEモバイル」「mineo」の3キャリアのCMです。
中でも、「LINEモバイル」と「mineo」はSoftbank回線を新たに構え、
「半年間ずーっと300円から!」「三つそろって333円キャンペーン」なんて耳を疑うようなキャンペーンをやっています。

というのも、日本では携帯代=高いというイメージが強く根付いているので、 「えっそんなに安いの?」「何か裏があるのでは・・・」と衝撃のあまり、疑ってしまう人も少なくはないと思います。

あなたも、そういったCMやネットなどの「月々の携帯代を安くできる」という情報をみて、少なからず興味をもっているのではないでしょうか?

実は、MMD研究所が3月12日に実施した調査によると、格安SIMの認知度は89.8%を締めている結果が出ています。
しかし、格安SIMを認知はしているものの、内容を理解している人は、42.1%と約半数にあたります。

もし、あなたが42.1%の中に含まれている1人で、「携帯代安くなるなら格安SIMにしようかな…」と思っていたら、
格安SIMの見えない落とし穴にハマってしまうかもしれません!

そこで!落とし穴にはまってしまう可能性のある、42.1%の人達に筆者がどうしても伝えたいことをまとめたので、ご紹介していきます。

安さの訳には裏がある!デメリットはしっかりと理解した上で検討するべきだと思うので、分かりやすく説明していきます。

相手の欠点もしっかりと受け止め、それでも一緒にいたい…と思える人が幸せなスマホライフを送れると思っております。

格安スマホ落とし穴!格安SIMの注意点

格安SIMの落とし穴と言いましたが、注意すべき点はなんなのかをきちんと理解していれば、それはただの「穴」でしかありません。

しかし、適当に安いからという理由で契約をすると、ズボっと良い感じにはまってしまうので、そうならない為にも、最後まで読んでいただけたらと思います。

早速ですが、格安SIMの注意点として、まず以下の3点を頭に入れておいてください。

注意点

「こんなはずじゃ!!!!」と後悔することのないように、以上の特筆すべき3点は念頭に置いておきましょう。

格安SIMのデメリット

先ほど説明した通り、格安SIMにはデメリットが複数あります。
勿論メリットもあり、それは、多大なる恩恵をもたらしてくれるものだとは思いますが、何事もデメリットは把握しておくべきですよね。
そこで、以下7つのデメリットを解説していきます。

格安SIMのデメリット-02

通信速度

格安SIMサービスの懸念点として、代表的なのが「通信速度の不安定さ」です。
そもそも格安SIMというのが、なぜ安いのか……
その理由としての1つが、「MVNO」という通信体系にあります。

詳しい話をすると、混乱しかねないので、ざっくりと説明すると。
格安SIMとは、以下の図の様に3大キャリアのdocomoさんや、Softbankさん、auさんから回線設備を借りて、提供されているサービスのことを「MVNO」と言います

 

MVNOの仕組み

「MVNO」は通信設備を自社で保有せず、大手キャリアから通信設備を借りて、その分コストを低くし、格安の料金で回線を提供する体系になっています。

ではなぜ、通信速度が遅い…と言われているのでしょうか。

中には、「大手キャリアの回線を利用しているから通信速度は問題ない」と謳っている格安SIMや、記事はいくつかあります。
「大手キャリアの回線なら安心」と解釈する人もいますが、それではズボっと綺麗に落とし穴にハマります。

重要なのは、MVNOの回線帯域がどうなっているか理解していることです。以下の図を見てみましょう。

 

回線帯域

 

回線帯域を道路で表現すると図のようになります。
格安SIMの回線帯域は限られているため、回線が混雑しやすいです。
空いている時間帯は、「快適」に利用できますが、混雑時は渋滞がおきる…つまり回線速度は「低下」します。

混雑する時間帯は大体ですが、

混雑時間帯

以上が一番通信速度が遅くなる時間帯と言われています。
この時間帯は、LINEやメールの受信や送信の通信速度はそれほど必要ではないため、混雑時でも、文字だけのやり取りなら影響はないです。

しかし、Webサイトの閲覧やTwitter、instagram、FacebookなどのSNSサービスなど…テキストのみの読み込みは問題ないですが、
 画像の表示や、動画再生は通信速度がある程度必要なので、混雑時には読み込みが非常に遅くなります。

 キャリアと回線は同じと言えど、格安SIMの回線帯域は狭いので、「通信速度が遅くなる時間帯がある」事は頭に入れておきましょう!

対応端末の確認が必要

3大キャリアから格安SIMに乗り換える人が注意する点が「対応端末」です。
「いまの端末をそのまま使いたい!」でも格安SIMサービスによっては対応していない端末がある事は覚えておきましょう。
自分が使える端末確認方法は、格安SIMサービスごとに動作確認ページが設置されているので、使用しているメーカー・端末名で調べてみてください。

セット端末

端末も新しく契約したい場合、大手キャリアと比較して、選べる端末の選択肢は非常に少ないです。
実際、格安SIMサービスによっては、10機種もない場合もあります。
もし、新しく端末も買い換えたい場合は、格安SIMが販売してる端末をしっかりチェックしておきましょう。

おすすめする端末セット

選べる端末が少ないとは言えど、セットで買える端末は非常に優秀なスマホがそろっています。
特に、どのキャリアでも対応している代表的なスマホメーカーの「Huawei」「ASUS」は非常に人気があります。
中でもおすすめするのは「HUAWEI p20 lite」で、筆者も実際に使用しています。

格安SIMサービス業界の方に、一番売れてる人気の端末を聞くと、ほぼほぼ「HUAWEI P20 lite」と返答がくるくらい業界を独占している端末です。

そのため、乗り換えキャンペーン対象端末に選出される頻度が多く、時期があえばかなりお手頃な価格で入手することができるので、非常にお勧めです。
実際に当サイトでも、開封の儀から実機レビューまで記事にしているので、よければ参考にしてみてください!

設定が複雑?

契約の申込みをして、SIMカードが届きます。SIMカードを挿して完了!というわけでなく、、、
まずはインターネットの接続設定を行わないと、通信もできません。

最初に設定方法も、AndoroidかiOSかで手順が違く、入力箇所も多いので戸惑う方も多いでしょう。

また、Googleのアカウントに登録するのは、ほぼ必須となるので、すぐ使える訳ではなく、色々設定する事が多いので大変!
ですが、端末とSIMのほかにサポートガイドがついてくるので、機会が苦手な人でも安心できるかと思います。

キャリアメールアドレスが使えない

格安SIMは「docomo.ne.jp」「ezweb.ne.jp」「softbank.ne.jp」のキャリアメールが使用できません。

以前のメールアドレスが消えるため、以前キャリアメールで利用していたサービスや連絡先などはきちんと管理する必要があります。

また、メールを利用する場合は「Gmail」「yahoo」などのフリーメールを推奨します。
格安SIMによっては、独自のフリーメールアドレスが設けられますが、キャリアメールではないので要注意です。

LINEID検索ができない

キャリアメールに続いて、次に痛手なのがLINE検索。
格安SIMでは、年齢確認ができないため「ID検索」「電話番号検索」の使用ができません。
また、自分にIDは与えられているので、「じゃあ、相手から検索してもらおう!」と言っても、検索結果には表示されない為「ID検索」での友達追加は不可能です。

年齢認証システムが大手キャリアと連携して行われているため、格安SIMでは利用することができないのです。※例外有り

もちろん他の方法で追加することは可能です。
LINEで友達の追加をするには、「ふるふる」か「QRコードの読み込み」を使って追加をします。
しかし、どちらも対面で行う必要がある為、大変不便…
LINEでの連絡のやり取りをメインとしている方は念頭に入れておきましょう。

※例外として「LINEモバイル」は、そもそもLINEが提供するサービスなので「ID検索」が可能です。

サポートが受けづらい

「実店舗をもたない」or「実店舗が少ない」のが格安SIMを安く利用できる秘密の1つなのはご存知でしたか?

人件費やテナント料などのコストを抑えて、その分安く提供してい為、大手キャリアのようなサポートは受けられません。
なので、トラブルがあった際に「対面」でのサポートがない為、サポート力は低いといわれています。

格安SIMのサポート

サポート力が全くないというわけでもなく、その分「チャット」や「コールセンター」での対応力を高めている為、サポート環境は整っています。

中には、近頃店舗窓口を持ち始めたキャリアもあります。
店舗窓口がある格安SIM

店舗窓口

どれも、主要都市に店舗を構えている、格安SIMサービスでもサポート力が非常に高いキャリアです。

端末故障時

格安SIMは「代替機の貸し出し」がないです。
端末保証オプションはありますが、手元にスマホがない期間があるので故障したら乗り換えも考えるのも手の1つです。
とはいえ、端末保証も月々の料金がかかりますし、乗り換えするにしてもお金はかかります。何をするにも0円ではないので端末は丁寧に扱いましょう!

支払いはクレジットカードのみ

格安SIMのほとんどの料金支払い方法は「クレジットカード」です。
中には口座振替や、デビットカードを対応している格安SIMもありますが、大半は本人名義のクレジットカードが必要だという事は覚えておいてください。

また、格安SIMの契約時、ほとんどの場合本人名義のクレジットカードが必要になります。
もしキャリアからMNP(電話番号引継ぎ)をする場合、使用している携帯のクレジットの名義と、契約時のクレジットの名義は同一ではないとMNPができないので、契約前に名義の確認は必須です。

デメリットまとめ

MVNOの安さの裏側には、色々なデメリットが存在します。
ですが、悪いことばかりではなく、様々な恩恵をうけれることができます。

料金で言えば、端末代込みでも月々3000円以内で抑える事が可能です。
私はSoftbankを使っていましたが、格安SIMに変えて約5000円も安くすることができました。
もちろん不便な点もありましたが、きちんとMVNOのデメリットを理解したうえで契約したので、不満は感じませんでした。

格安SIMへ乗り換えを考えている方は、今回紹介したデメリットは理解しておきましょう!

また、格安SIMにもキャリアによってプランやオプション、サービスなど多種多様に存在します。
サポートに優れているキャリアや、補償サービスなど充実しているキャリア、プラン料金をとことん抑えられるキャリアなどあるので、
デメリットを理解したうえで、自分が何を重要視するか、使い方を考えて格安SIMを選ぶようにしましょう!


 

いかがでしたでしょうか。デメリットさえ理解しておけば、格安SIMも自分に合ったものを選びやすいと思います。

最後になりますが、当サイトでも、格安SIM会社を15社ピックアップして、サービス、料金、通信速度、キャンペーン、口コミなど様々な角度から評価し、ランキングにして紹介しています。
よかったらSIM選びの参考程度にしてみてください!

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